酸素に関係する不具合

不具合内容原因対処方法 1対処方法 2
酸素濃度が上がらない。上がりが遅い     流量計のボールが上がらない場合
流量計のボールが上がらない場合酸素ホースと酸素供給源の繋ぎを再確認。ボンベの残量と元栓の確認してください。改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。  
電源BOXに接続されているメタルコネクタ(下側)が抜けかけまたは接触不良の可能性があります。メタルコネクタの挿し直しをしてください。
流量計が絞られており十分な酸素の量が供給されていない可能性があります。 流量計の目安:ボンベなら3L~5L程。濃縮機では流量計を全開にしてください。
濃度設定が21%のままになっている可能性があります。 濃度設定を上げてください。
酸素ホースの継手部分で酸素漏れが発生している可能性があります。 酸素ホースや継手の繋ぎ直しをしてください。
濃縮機に加湿瓶付きの場合、加湿瓶のパッキンの劣化か蓋の閉まりが悪く漏れる 加湿瓶のパッキン状態確認と蓋の閉まりの確認してください。
酸素センサーの劣化または基準値のズレている可能性があります。 酸素校正を行う。復旧しなければ酸素センサー交換してください。 弊社にご注文願います。
   流量計のボールが上がる場合
流量計が絞られており十分な酸素の量が供給されていない可能性があります。酸素校正を行う。復旧しなければ酸素センサー交換が必要です。消耗品発注フォームからご注文をお願いいたします。
小窓が開いている、またはパネルとケージの間に隙間が出来ている可能性があります。流量計を開いてください改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。 
 排水フィルターの挿し込みが不十分で挿し込み穴から酸素が逃げてしまっている可能性があります。 小窓を閉める。パネルとケージの隙間が開いていないか確認してください。
 排水フィルターの挿し込みが不十分で挿し込み穴から酸素が逃げてしまっている可能性があります。 排水フィルター大・小両方の挿し込み直しをしてください。
緊急ハッチが開きっぱなし(故障・固着)でそこから逃げてしまっている可能性があります。 運転中に緊急ハッチが開きっぱなしになっていたら交換が必要です。
酸素ホースと継手部分から微量の漏れいる可能性があります。酸素ホースや継手の繋ぎ直しをしてください。
濃縮機の酸素濃度が出ていない可能性があります。ボンベで濃度が上がるか確認してください。ボンベで上がれば濃縮機の問題です。

空調に関係する不具合

不具合内容原因対処方法 1対処方法 2
温度が上がらないまたは下がらない     5kg以上の患畜が入っている可能性があります。ペルパの能力オーバーです。患蓄の移動をお願いいたします。改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。
周辺環境温度が、高いまたは低い可能性があります。部屋の温度を設定温度に近づいてください。
ペルチェ素子またはヒーターの故障・劣化が考えられます。修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。
ファンの故障・劣化が考えられます。排水フィルターの交換してください。
 ケージ内に水が垂れてくる   排水フィルターの劣化・ビショビショな状態と考えられます。排水フィルターの交換してください。排水フィルターが劣化している場合は、消耗品発注フォームからご注文をお願いいたします。
 処理しきれない除湿水が溜まってしまっている ①ティッシュをこよりにして排水フィルターの挿し込み口から水を吸い上げる。またはシリンジで排水フィルターの挿し込み口から除湿水を吸い上げる改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。  
→梅雨時期や夏は湿度が高いため除湿水が溜まりやすくなる
→呼気が激しい患畜が入ると湿度が高くなりやすく除湿水が溜まりやすい  ②温度設定を最大(35℃)まで上げてケージの扉を開きしばらく空運転する

アラームに関係する不具合

不具合内容原因対処方法 1対処方法 2
 アラーム音が鳴る
(ピーという連続音)
停電アラームの音です。停電やいきなりブレーカーを切ったり、コンセントを抜いた可能性があります。 OFFボタンを長押し後ブレーカーを切る。その後ブレーカーONして再起動
※電源を切るときは操作パネルのOFFボタンで切るようにする
改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。
 アラーム音が鳴る
(ピ・ピ・ピ・・・という断続音) 
酸素濃度が18%以下もしくは70%以上の可能性があります。酸素校正しても復旧しなければ酸素センサー交換 してください。
※ページ下に校正方法が記載されています。
消耗品発注フォームからご注文をお願いいたします。
95表示と温度表示を交互に繰り返す場合は酸素センサー寿命です。
 ”8”の表示または表示しない通信エラーが発生している可能性があります。 OFFボタンを長押し後ブレーカーを切る。その後ブレーカーONして再起動してください。改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。   
D-subコネクタの接触不良の可能性があります。D-subコネクタの挿し直しをしてください。
操作基板の故障している可能性があります。基板交換が必要です。修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。 
 赤いランプが点灯している 除湿水が多く溜まっているときに点灯します。排水フィルター交換か除湿水の除去。改善されなければ水量検知センサー交換が必要です。改善しない場合は修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。   

その他不具合

不具合内容原因対処方法 1対処方法 2
 酸素濃度が設定に達しても流量計のボールが少し浮いている・下端までボールが下がらない電磁弁の故障している可能性があります。電磁弁交換が必要です。修理・メンテナンス依頼メールフォームからご依頼ください。

酸素校正の方法

①~④の順序で正しく行ってください
①電源を入れてください
②ケージの扉を開けて約5分間、開放してください。
③酸素校正ボタンを1回押してください。(現在の酸素濃度が表示されます)
 ④もう一度、「酸素校正ボタン」を長押しし、表示が88に変わり「ピピピピ」と音が出るまで押し続けてください。酸素濃度表示が21%に変われば、校正終了です。

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