酸素に関係する不具合

不具合内容原因対処方法1対処方法2
液晶部に”酸素センサー異常”表示酸素センサーの劣化や寿命、または基準値がズレています。酸素校正を行い復旧しなければ、酸素センサーが劣化しています酸素センサーが廃番のため、対応できません
液晶部に”酸欠”表示酸素濃度18%以下になっています。酸素を供給してください。酸素校正を行ってください。
酸素濃度の数値がおかしい酸素センサー寿命または酸素センサーの基準値のズレ酸素校正を行い復旧しなければ、酸素センサーが劣化しています酸素センサーが廃番のため、対応できません
酸素濃度が上がらない。上がりが遅いボンベや濃縮機と酸素ホースの繋ぎが不十分の可能性があります。酸素ホースと酸素供給源の繋ぎを再確認。ボンベの残量と元栓の確認してください。修理・メンテンナンス対応が終了しています
逃がし弁の調整不良の可能性があります。ボンベの場合は逃がし弁は全閉。濃縮機の場合は1L程逃がすように開度調整してください。
流量計が絞られており、十分な酸素の量が供給されていない可能性があります。流量計の目安:ボンベなら3L~5L程。濃縮機では流量計を全開にしてください。
カセットの取り付け不良の可能性があります。カセットの手回しネジを締め込んで隙間が無いようにする。その後酸素校正してください。
濃縮機の酸素濃度が出ていない可能性があります。ボンベで濃度が上がるか確認。ボンベで上がれば濃縮機の性能不足の可能性があります。
濃縮機に加湿瓶付きの場合、加湿瓶のパッキンの劣化か蓋の閉まりが悪く、漏れている可能性があります。加湿瓶のパッキン状態確認と蓋の閉まりの確認してください。
ICU扉の小窓が開いている・ゴム栓が開いている・スライド式換気口が開いている小窓等を閉じたり扉のロックをかけパッキンの密着具合を高めてください。
扉パッキン(オレンジ色)の破損や剥がれにより漏れている可能性があります。破れや剥がれが無いか確認。損傷が有った場合はパッキンの張替えが必要です
酸素センサーの劣化や寿命の可能性があります。酸素センサー交換が必要です。酸素センサーが廃番のため、対応できません

空調に関係する不具合

不具合内容原因対処方法1対処方法2
湿度表示が高い、曇る、設定温度まで下がらないクーラーの自動霜取り運転中数分~10分程でクーラーが効き始めるため、そのまま運転して様子を見てください。修理対応が終了しています
空気の循環が悪くなっている(フィルターの詰まり)ケージ内の天井部フィルターとコントローラーのフィルターの清掃してください。
 クーラーの冷媒ガス抜けまたは故障のため除湿が効かない状態 修理対応が終了しています
湿度表示が低い(1桁%表示)湿度センサーの寿命です。

アラームに関係する不具合

不具合内容原因対処方法1対処方法2
液晶部に”殺菌灯断線”表示殺菌灯の寿命です。殺菌灯とグロー球の交換が必要です。販売を終了しています。市販品をご購入ください。
液晶部に”クーラー加熱”表示 1.コンデンサのフィン部にホコリ詰まりガラリ部フィルター及びコンデンサのフィン(A・C両方)の清掃 改善しない場合は、修理不可になります。
2.クーラーの故障 修理不可になります
液晶部に”クーラー過電流”表示 クーラーの故障や漏電など
 液晶部に”ヒーター加熱”表示クロスフローファンの故障

その他不具合

不具合内容原因対処方法1対処方法2
電源が入らないブレーカーが落ちている2本のコンセントの挿し込みを再確認後ブレーカーとONスイッチの入れ直し修理・メンテンナンス対応は終了しています。
コンセントの抜けかけや半挿し。または電源ケーブル自体の断線 2本のコンセントの挿し直し。ICU側・コンセント側の両方チェック
 パネル基板またはメイン基板の不良修理不可になります。
サービスコンセントが使えない大容量の電気製品(ドライヤー等)を使用したため、サービスコンセントのヒューズ切れた可能性があります。ヒューズの交換が必要です。
ブレーカーが落ちてしまうコンセントが20A以上の容量がない。他に電化製品がつながっている単独で20A以上のコンセントに繋いでください。
コンセントにアース付がついていないアース付のコンセントに繋いでください。
コンプレッサーのケーブルの被覆破れによるショートケーブルの被覆の絶縁処理。ただし別要因の可能性も有り
コンデンサ冷却ファンの電源ケーブルの被覆破れによるショート
扉のパッキン剥がれ・破れパッキンの劣化や動物の引っかきなどパッキン張替え交換が必要です。
シューと空気が漏れているような音がする酸素ホースや電磁弁からの酸素漏れ電磁弁交換・酸素ホースの繋ぎ直しが必要です。
ケージ天井もしくは脇から水が垂れてくる排水経路の詰まり修理・メンテンナンス対応は終了しています。

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